腹筋は遅筋である事を忘れるな!効率的な鍛え方とは?
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シックスパックを手に入れたいなら…
あなたは自分の体のどの部位の筋肉を発達させたいですか?肩や胸、腕を大きくしたい!という人はとても多いですよね。確かにこれらの部位は大きく肥大していると服の上からでもハッキリわかりますし、男性らしい魅力的なシルエットを演出してくれます。
しかし、その一方で「脱いだ時のインパクト」といえばやっぱり腹筋ではないでしょうか。見事にバッキバキのシックスパックはとても多くの人から注目を集めますし、実際に「一生に一度でいいからシックスパックになってみたい!」と考えている人はかなり多いと思います。
そこで、今回は腹筋の鍛え方のコツと、速筋や遅筋といった面から考えた腹筋に対する考え方を解説していこうと思います。がむしゃらに腹筋運動を繰り返しても絶対にシックスパックにはなれません。まずはよーく腹筋のことを勉強してみましょうね。
遅筋だからって筋トレの意味がないわけじゃない!
人間の筋肉には大きく分けて速筋と遅筋があります。このうち、見た目に迫力のある、肥大する筋肉というのは速筋の方。そして、残念なことに腹筋はその大部分が遅筋で構成されていると考えられています。
つまり、大きなボコボコとした腹筋を手に入れるには相当長い間、コツコツと腹筋を鍛え続けなければならないわけです。ですから、腹筋を肥大させるだけでシックスパックを手に入れるのは至難の業というわけです。やはり体脂肪を落とさなければなかなかバキバキの腹筋にはなってくれないんですね。
腹筋には様々な刺激を与える必要がある
しかし、そうは言っても腹筋を全く鍛えなければそれはそれで大きな問題です。腹筋は決して「大きくならない」わけではありません。あくまでも「大きくなりにくい」だけですから鍛える意味は当然あるわけです。
そこで、少しでも腹筋を大きく育てるために、いろいろなタイプの刺激を与えてあげるようにしましょう。単純に重い負荷を掛けて少ないレップ数トレーニングするのではなく、時には軽い負荷で何十回という回数をこなすのも良いアイディアです。
具体的には、傾斜をつけた(頭の方が低い)腹筋台を使い、頭の後ろにダンベルプレートを持って10回ギリギリ行える負荷をかけてクランチを行います。
その次にレッグレイズを20回。更に、加重ナシでのクランチを30回行い、最後にクランプを1分間行います。つまり種目を追う毎に一レップあたりの負荷が軽い種目へと移行するわけですね。そして同時に1セットあたりの回数は増やしていきます。こうすることによって腹筋を効率良くオールアウトする事が可能となるわけです。
高重量種目による腹圧も必要
その他、デッドリフトはスクワットをする際に、腹圧をしっかり掛けてトレーニングするようにしましょう。この腹圧で掛かる刺激というのは体の内側から腹筋を刺激する特殊なものです。
このようにとにかくいろいろな刺激を腹筋に与え続けることで立体的でゴツゴツとした腹筋のフォルムを作る事が可能となります。繰り返しになりますが、腹筋は遅筋が多い部位です。その分だけなかなか育ってはくれないのですが、一度発達してしまえばそう簡単には衰えません。大事に大事に根気よく育てていきましょうね。