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厚い胸板は自信の証!
上半身の中で大きな筋肉といえば大胸筋と広背筋ですね。特に大胸筋は鏡に映せば容易に自分でも見ることができますし、筋トレする以上厚い胸板はどうしても手に入れたいところです。
実際、女性からも「胸板の大きな男性」というのは人気があります。日本では若くて細い男性がモテると思われがちですが、実はほとんどの女性が「筋肉隆々の男性を実際に見たことがないだけ」なんですね。はっきり言って同じ人物であれば筋肉がない状態と筋肉がある状態を比べると圧倒的に「筋肉がある状態」の方がモテるのです。
もちろん、女性に人気が出るだけが筋トレや厚い胸板を持つメリットではありません。やはり自分の肉体に自信がある人というのは雰囲気というかオーラのようなものが漂います。そして、その自信の大きさが交友関係や仕事面で大いにプラスに作用するのです。
胸筋の一般的な鍛え方
では、大胸筋を鍛えるための一般的な方法とはなんでしょうか。まず、本当に筋トレを始めたての人であれば「腕立て伏せ」が最もポピュラーですね。うつ伏せの状態から両手を床につき、大胸筋を収縮させる力を利用してぐいっと上体を起こします。ただ、腕立て伏せも20回程を楽に出来るようになったら卒業です。それ以上の回数こなしても筋肥大には繋がりにくいからです。
次のステップとしてはダンベルを使ってのダンベルベンチプレスやダンベルフライが一般的です。また、バーベルを使うことのできる環境がある人はベンチプレスが良いですね。ダンベルベンチプレスは、ベンチに仰向けになり両手にダンベルを持ち、肩甲骨を寄せて胸を張った上体でダンベルをプレスします。10回ギリギリ上がるかどうかの重量で3セット行いましょう。可能な限りどんどん重量を増やしていくのが成長を促進させるコツとなります。
ダンベルフライはダンベルベンチプレスよりも軽い重量しか扱えませんが、大胸筋の「広さ」を増すことができます。フライとプレスを両方使いながら、広くて厚い胸板を手に入れるのです。
胸筋を立って鍛える種目とは?
では最後に立って胸筋を鍛えることのできる種目を解説しましょう。これにはまず「ケーブルクロスオーバー」が当てはまります。ある程度の規模のジムであれば置いてあるマシンで、両サイドのグリップを握り、ぐっと腕を体の前面でクロスさせるようにして大胸筋を収縮します。収縮させきった状態でも負荷が抜けませんので特に胸の中心部を鍛えるのに適しています。
また、ディップスもある意味立ったまま大胸筋を鍛えることのできる種目と言えるでしょう。ディップスは専用のスタンド(もしくはセーフティーバーのような物)に手をついて体重を支え、やや斜め前方に上体を傾けながら体を上下させます。効果としては特に胸の下部のラインをくっきりさせる事ができますね。デクライン・ベンチプレスのような刺激の入り方だと思って頂ければ良いでしょう。