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筋トレ中の体調不良に要注意!
筋トレしていると時折体調不良になってしまうことがあります。多くの場合は関節や筋肉の痛みであり、外傷的なものなのですが、時折吐き気がしたり耳鳴りがすることもあるのです。
外傷的なトラブルであれば原因がほぼ特定できますし、しばらくの休養と負荷やフォームの見直しによって再発を防ぐことができるでしょう。
しかし、問題なのは耳鳴りや頭痛、吐き気といった内疾患的な問題です。これらはすぐには治ったり解決することが難しく、慢性的に悩まされる可能性も高いのです。
筋トレ中に耳鳴りがしたら?
困り物なのが筋トレ中の耳鳴りです。なんとなく不快な一方、すぐに筋トレが出来なくなってしまう程の強烈さはありません。耳鳴りにもレベルがありますが、軽いものであれば血圧の急激な変動や血糖値の下降が原因である場合が多いようです。このような場合はひとまず休憩しつつ呼吸を整えカーボドリンクやBCAAが配合されたアミノ酸ドリンクを飲みましょう。もし無ければ自販機で売られている清涼飲料水で糖質だけでも補給しましょう。
耳鳴りがするかどうかは脳の状態や血圧、血中酸素など複雑な要因が絡み合っています。耳鳴りしやすい人もいますし、耳鳴りがした経験など一度もないというベテラントレーニーも多いのです。かなり個人差が大きいということですね。
耳鳴りが酷くなると頭痛に!
耳鳴りが続いているのにそれを放置しているとその内、酷い頭痛に襲われる可能性が高いのです。これは私の先輩フィジーカーから聞いた話ですが、彼は脚のトレーニングをしている際、耳鳴りがするようになったのですが、それを放置して1ヶ月程トレーニングを続けていたところ、いきなりトレーニング中にガーンと酷い頭痛が発生し身動きすら出来なくなってしまったのだそうです。
しかも、その後頭痛はクセになってしまいだんだん脚のトレーニングをするのが怖くなってしまったそうです。先輩は「頭痛がきたらすぐにトレーニングを中止する」というルールの下、粘り強くコンディションを整え、頭痛を完治させることができたのですが、耳鳴りが起き始めた時点で少し休みをとるなりしていればあんな酷いことにはならなかっただろうと後悔しています。
もし、あなたが筋トレ中に耳鳴りを感じたのならそれは酷い頭痛の前触れの可能性があります。いまいちどコンディションを見直し、疲労が溜まっているのなら少しの間休息をとるべきでしょう。