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筋トレといえばタンパク質!
筋肉を増やすために必要なものといえば、タンパク質。なんといっても人体のほとんどは(水分を除くと)タンパク質で構成されています。タンパク質がちょっとでも不足してしまうと臓器や脳といった命に直結する部分へと優先的にタンパク質は回されてしまうため、筋肉を増やすなんて事は不可能になるわけです。
では、タンパク質は一体どんな食材から摂ればいいのでしょうか。タンパク質には主に動物性と植物性の物がありますが、植物性のタンパク質の多くはアミノ酸スコア的に動物性タンパク質よりも劣っています。つまり、同じだけのタンパク質量を摂取しても筋肉への貢献度が植物性は低いという意味です。
では、動物性タンパク質を更に細かく見ていくと、肉類や魚介類の他に「乳製品」という選択肢があることに気づきます。
乳製品の代表格といえばやっぱり牛乳ですが、牛乳は飲み物ですからあまり「食事」といった感覚はありませんよね。咀嚼することのできる固形物でないと食べた気がしないというものです。
そういう意味ではチーズはとっても美味しく種類も豊富。いろいろな食材との相性も抜群です。というわけで今回は、筋肉とチーズの関係について解説していきましょう。
乳製品の中でもチーズはおすすめできない?
牛乳以外の乳製品としてはチーズの他にヨーグルトもあります。細かく言えばバターやクリームも乳製品ですね。では、これらの中でチーズは特に優れた製品だと言えるのでしょうか。
実は残念ながらチーズはヨーグルトよりも劣っていると言わざるを得ません。バターやクリームをたくさん食べるくらいなら、確かにチーズの方が健康的ですしタンパク質もたくさん摂れます。ですがチーズには(一般的に)脂質と塩分が多く、無脂肪かつほとんど塩分が含まれていない製品も多いヨーグルトには勝つことは出来ないと言えるでしょう。
ヨーグルトは「食べごたえ」という点では若干物足りないかもしれませんが、最近人気のギリシャヨーグルなどは濃厚で、フルーツと一緒に食べるなどすると立派なデザートとなります。
糖質制限にはチーズは大活躍!
チーズが大活躍する場面といえば糖質制限ダイエットですね。いわゆるMEC食(肉・卵・チーズ)に代表されるように、ヨーグルトには多く含まれている糖質がチーズにはほとんど含まれていません。これはチーズを作る上で乳糖が除去されてしまうからです。
チーズは使い方を間違えなければボディメイクに確かに役立ちますし、適量であれば体に害は与えません。ただ、乳製品だからといって過信しすぎると食生活のバランスを崩してしまいますから気をつけなくてはいけませんね。